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若手会について / 世話人代表 / 開催の歴史 / メゾヒエ留学訪問記

若手会について

本学術変革領域研究(A)「メゾヒエラルキーの物質科学」では、当研究領域、ひいては日本全体の研究のプレゼンスを維持・向上させることを目的とし、若手研究者の育成にも注力します。そのための具体的な方策として、本領域では、領域内の学生も含めた若手研究者が一堂に会する場を設けます。博士後期課程への進学意欲の向上、研究者を目指す意識の醸成、異分野への興味の拡大、アカデミアでのモデルケースとなる研究者との邂逅など、それぞれの研究室で単純に研究に取り組んでいるだけでは、あまり起きない事象が頻発する環境を整えます。この取り組みが上手くいき、意識の高い若手研究者が多数輩出されれば、メゾヒエラルキーの物質科学、そして日本の科学技術にとって大きなプラスになるでしょう。これは!と思える学生達には、国内研究者交換プログラムや、海外留学の機会も提供する予定です。

我々は、この若手会に独自のロゴも設定しました。全国各地で誕生したばかりの卓越した新米研究者が、この若手会で有機的、かつ密接に関わりあうことで、新たなサイエンスの潮流を産み出して欲しい、という我々の願いが込められています。若手研究者としての時間は短いものです。自由奔放に研究に取り組み、将来、我々をあっと驚かせる「何か」を是非創出してください。

世話人代表挨拶

世話人代表者

東京科学大学

相良 剛光

若手研究者の皆さん、こんにちは!
この度、「メゾヒエ若手会」の世話人を仰せつかった東京科学大学の相良剛光です。
元気に楽しく研究してますか?昨今、日本の科学技術の指標がどんどん下がっていっているというニュースを耳にします。悲しいことです。理由は様々な要因が考えられますが、我々は今一度、原点に立ち返りたいと思います。研究は本来、自身の好奇心・探求心から楽しく行うものではないでしょうか?世の中の雑音に心惑わされることなく、若いうちに一度は研究に没頭してみませんか?

この若手会では、同世代や少し上の若手研究者が行っている、興味深い研究を見聞きし、「俺もやってやる!」「私も成し遂げてみせる!」と各自が意気込める相乗効果を産む場を提供します。具体的には年一回の「メゾヒエ若手研究会」を開催します。これは若手(助教・ポスドク・学生)が一堂に会し、それぞれの研究に関するpassionを語り合い、切磋琢磨するという趣旨の会です。
本若手会で触発された研究者が「メゾヒエラルキーの物質科学」領域を元気にし、革新を産み、ひいては日本の研究力向上に繋がれば幸いです。

参加された皆様が数年後に振り返ってみて、「ああ、あの研究会が人生の岐路だったな」と思えることができるよう、世話人一同頑張ります。来るもの拒まず、を基本モットーとしますので、是非所属研究グループの若手(と自称する人も可です)研究者・学生の方は参加してみてください。

メゾヒエラルキー若手会 開催の歴史

第1回 2023年11月11日 東京工業大学 蔵前会館 ロイアルブルーホール 91名参加 開催報告

第2回 2024年10月11-12日 静岡県 伊豆長岡 ホテルサンバレー富士見 120名参加 開催報告

メゾヒエ留学訪問記

神戸 遼太さん(A02 VACHAグループ,博士前期課程2年) オーストラリア メルボルン大学

板橋 裕毅さん(A01 矢貝グループ,博士前期課程2年) イギリス ISIS Neutron and Muon Source, Keele大学

清水 翔平さん(A03 相良グループ,博士後期課程2年) スイス Adolph Merkle Institute, フリブール大学

山田 悠平さん(A01 矢貝グループ,博士前期課程1年) イギリス ISIS Neutron and Muon Source, Keele大学

※所属,学年は留学当時